◆椎茸(シイタケ)
柿、栗、石榴、梨、葡萄(かき、くり、ざくろ、なし、ぶどう)。もう、実りの秋で
す。果物が1番美味しい季節ですね。美味しいといえばキノコの季節でもあります。
日本人に1番親しまれているキノコは`松茸`と言いたいところですが、シイタケでし
ょうね。
今回はシイタケについて調べてみましょう。
昔、自然林の中で椎の木に生えていたので椎茸の名前になったと思われます。中国
、日本が原産国で、日本で人工的に栽培されるようになったのは、江戸時代の寛永年
間までさかのぼります。現在の大分県に住んでいた炭焼人が、ナラノキにナタで切れ
目をつけて自然落下した胞子から菌糸を繁殖させる方法を考えつきました。今でも大
分県はシイタケ栽培が盛んです。明治時代には菌糸の繁殖した樹皮や乾燥させた木質
の粉末を傷つけた木に接種する方法や、胞子を水に混ぜて注射する方法が行われ、さ
らに菌糸の自然繁殖した木を小片にして新しい原木に埋め込む方法も考えられました
昭和になってからは、純粋培養したオガクズ種菌が作られ、そしてついに現在広く
行われている、くさび形や丸棒形の木片にした種駒を原木に打ち込む方法が1942年、
森
喜作氏によって考案され、椎茸栽培の企業化が一気に進み、全国に広まりました
シイタケの胞子は花の花粉に相当するものです。ゴマよりも小さく白っぽい色をし
ています。雌雄異体で1つのシイタケの胞子の性因子は四種類あります。胞子は風に
舞ったり動物に付着して遠くまで運ばれます。それから胞子は発芽します。発芽した
胞子は1本の白糸のような菌糸を作ります。この菌糸が異性の菌糸と接合してシイタ
ケとなるのです。しかし、胞子は直射日光の下では発芽しません。
キノコはカサと柄からできていますが、カサが開くと白い綿毛状の膜が破けて裏側
にたくさんのひだが現われます。このひだの中に胞子ができます。
栽培のポイントは湿度を保ちつつ、風通しをよくすることです。ほだ木は簡単には
手に入らないかも知れませんが、栽培してみたいですね。
天ぷら、吸い物、煮物、焼き椎茸。シイタケにはいろいろな食べ方がありますね。
ほんのりと香りがただよって、私はキノコ類は大好きです。 |