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◆土シリーズ(2)   ベース用土

 園芸栽培の上で一番多く使うのがベース用土です。赤玉土と鹿沼土が代表的なもの
で、園芸店やホームセンタならどこでも置いてあるし、価格もそれほど高くありませ
ん。他に赤土、黒土、荒木田土、畑土などがベース用土になります。植える植物の特
性に合うように、ベース用土5〜7割位に改良用土と調整用土を適量混ぜ合わせます。

赤玉土:火山灰の堆積物と言われています。赤土層の一番下にある、硬くて崩れにく
    い赤土をフルイにかけた、数ミリから十数ミリの粒で玉状に硬く固まってい
    ます。砂と粘土がほどよく混ざり合い、園芸栽培にはもってこいの土です。
    小粒・中粒・大粒のタイプがあり、小さめのものは表層に使います。
    通気性と保肥力に優れ、保水性もあります。

鹿沼土:軽石質火山灰砂礫が風化した黄色粒状土で、栃木県鹿沼市近郊で採れます。
    酸性の土で肥料分をほとんど含まず、保水性が優れています。空気がたくさ
    ん必要で、過湿を嫌う植物に向いています。赤玉土同様大中小あり、大粒だ
    と排水性と通気性がよくなります。酸性に弱い植物には適しません。サツキ
    のベース用土としてよく使われます。

黒 土:火山灰土の表土で全国に広く分布します。軽くて柔らかく、有機物と肥料分
    は多いが、リン酸は少ない。乾いたものは軽く、濡れると重くべたつく。一
    般的に酸度は低い土です。

荒木用土:水田の下層土、また河川の堆積土で、粘土質の重たい土。保水性と保肥力
     は優れているが、排水性が悪く固まりやすい。

赤 土:黒土の下層にある、赤褐色で粘質土の火山灰土。弱酸性で肥料分はほとんど
    含まず、保水力と保肥力は強いが通気性は悪い。

畑 土:畑の表土です。それぞれの畑で土質が異なり、前作の作物によっても土質が
    違ってきます。土質、酸度、前作のとき肥料は何をどのくらい使ったか、な
    どを十分にチェックしてから、腐葉土などの改良用土や調整用土を配合しま
    す。また、畑土は肥料分が多く残っている場合がありますから、肥料をやり
    過ぎないように注意します。

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