◆色について
現代はさまざまな色があふれています。芸術、建築、インテリアファッションなど
良し悪しを決めるのは「色」と言っても過言ではありません。
花にも人工的に表せない、まさに自然が作り出す不思議な色や、魅力的でハッとさ
せられる色がたくさんあります。
フラワーデザインやガーデニングも色が命です。
フラワーショップの店先は季節を先取りし、もう春の花たちであふれています。
チューリップ、スイトピー、フリージア、アネモネ、パンジー、プリムラなど色とり
どりの表情で迎えてくれます。
赤、白、ピンク、グリーン、紫、オレンジ、ブルーなど花を見ているだけで楽しく
なってきます。さて色といっても色々な要素があります。
赤い花といっても、鮮やかな赤、くすんだ赤、深い赤など同じ色でもずいぶん表情が
違います。
そこで配色が重要になります。
同色のトーンの差をいかした配色、色合いが近い同系色でまとめる配色、色合いがか
なり違う色でまとめる配色(赤と緑、黄色と紫など)、あらゆる色からいくつかの色を
組み合わせることを配色といいますが、配色は色合い明度、彩度の3要素を目安とし
て考えます。
色合いとは、白黒灰色以外の色で太陽光線の赤、橙、黄色、青、紫のスペクトル色
が基本です。
明度とは色の明暗の度合いで白っぽく明るい色は明度が高く黒ぽく暗い色は明度が
低くなります。
彩度とは色の鮮やかさの程度をいい、原色のようにまじりけがない色は彩度が高く
、グレイが多く混じったくすんだ色は彩度が低くなります。
このように色には色々な要素がありますが、色は視覚体験や感覚によって個人差が
大きく、また、そのときの流行の色があったりと、理論がそのままフラワーデザイン
などに直結しない面もあります。
春は花の祭典の季節です。同色や同系色から花の色を楽しんでみませんか。 |