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◆フラワーデザインの花材の形態

 フラワーアレンジメントなど最近は教室も増え、多くの皆さんがご自分でお花を買
い、家にあるカゴなどに生けることができるようになりましたね。
今日は、「フラワーデザインの花材の形態」についてお話しましょう。

 フラワーデザインにおいて、アレンジメントなどを制作するときに使う、花や葉、
枝の形は4つのタイプに分けることができます。この4タイプを、生けるデザインにあ
わせていくつかの組み合わせ、それぞれの花材の形態的特性を引き出し、美しく構成
することによって、ひとつの作品が完成します。

 (1)ラインフラワー Line Flower
   線的な花。1本の茎の上部に花がならんで咲くもので、一般的にデザインの骨組
   みとなる花です。
   線的な姿態を利用して直線的なデザインや曲線的な形態を構成します。
  (例)キンギョソウ、グラジオラス、ストック、デルフィニューム、リアトリス、
    リンドウ(以上花のもの)
    フトイ、オクラレウカ、ベアグラス、ユーカリ、ソケイ、タマシダ、
    ニューサイラン、ハラン、サンセベリア、ドラセナ、
    ネコヤナギ (以上葉もの)など

 (2)マスフラワー Mass Flower
   かたまり的な花。花の形が大きく、まるっぽいもので、一般的にはラインフラ
   ワーとフォームフラワーの中間に位置する花です。また、フォームフラワーを
   使わないときにはマスフラワーの中で一番大きく形の良い花をフォーカルポイ
   ント(デザイン表面上の中心)に用います。
  (例)カーネーション、アジサイ、ガーベラ、キク、ダリア、デージー、バラ、
    マーガレットなど

 (3)フォームフラワー Form Flower
   特殊な形態の花。これらの花はフォーカルポイントに用いる花で、もっとも目
   立つように取り扱います。
   特にこれらの花はその形から大変個性的なものですから、その特性を十分発揮
   させるように用いるのが大切です。
  (例)アンスリューム、カトレア、シンビジューム、ストレチア、ユリ、
    キングプロテア、シャクヤク(花)など
    ヤツデ、カラジウム、ディフェンバキア、クロトン、モンステラ、
    セローム(葉など)

 (4)フィラーフラワー Filler Flower
   埋め草的名小花。個々の花が小さくて、一枝又は1本の茎にたくさんの花がつい
   ているものです。使い方は花と花の空間を充たしたりつなげる役をします。特
   に立体感をだすのに大事ですから用い方には十分注意してください。
  (例)コギク、アカシア、カスミソウ、スターチス、フリージア、ブバリア、
    エリカ、ブルーファンタジア、ソリダコ、アジアンタム、ブプレリウム、
    アスパラ(葉)など


以上4種の花材の形態を紹介いたしましたが、フラワーデザインには他に、色、季節
感、花もち、飾る場所など色々な要素をバランス良く組み合わせることが大切です。

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