◆シクラメン
朝晩の冷え込みが身にしみる今日この頃です。
カゼをひかないようにしたいですね。
この季節になると花屋さんの店先を彩るのが「シクラメン」です。別名「カガリビ
ナ」「ブタノマンジュウ」ともいいます。
サクラ草科の植物で原産地は地中海東北部沿岸で、寒さに強く、暑さを嫌います。
日本だけでなく世界中で非常に人気があります。
1600年代中ごろから野生種シクラメン、パーシカムが育てられその後イングランド
で交配が始まり、フランス・ドイツに及びましたが、当時は小輪系がほとんどでした
が、1870年ごろ、アメリカで実生法が発見されてから、改良が急速に進み、ドイツ、
オランダ、イギリス、デンマーク、アメリカなどで次々と多彩な色や花形が作られ、
大輪系も多く作り出されましたが、特に第二次世界大戦後に多くの園芸品種が発表さ
れました。
日本には明治末期頃から大正にかけて、野生種や園芸品種が次々と渡来し、鉢物の
生産は大正10年ごろにはじまりました。
当時は2〜3月に早春の鉢花として出荷されました。
現在は品種改良、栽培技術ともにすばらしい進歩を遂げ、色、ボリューム、花型な
ど数多くの品種が見られ、中でも花弁の縁にウェーブがかかったタイプや淡黄色のも
のも見られるようになりました。
長く楽しむためのポイントをあげてみましょう。
★上手な買い方、選び方
・葉の数が多く、大きさがそろっているもので全体がしまっていて葉がガシッと
かたいもの。
・ツボミが見えているものだけじゃなく、葉の中にも多くついているもの。
・葉の茎が太く、葉の茎も株の中心部に太いものがバランス良くそろっているも
の。
・病気でないもの。花や葉の茎の根元が一部ベトベトして、株がぐらつくものや
葉が部分的に元気がないもの、花びらにシミや斑点がついているものなどはさ
ける。
★育て方、管理の方法
寒さには強く凍らない程度なら大丈夫ですが、冷たい風はさけます。
昼夜の温度差が少ない室内に置き、日中はガラス越しの日にできるだけ当てる。
〈暖房が強いところにはなるべく置かない)
・水やりは鉢土の表面が乾いたら十分に与える。最近は底面給水タイプ(鉢底に
水をためておき、鉢の下から自動的に水を吸わせる)が多く、水がなくなって1
〜2日後に補給する。
・肥料は寒い時期は与えない。3月中旬頃の少し気候が暖かくなってから2〜3週
に一回程度液肥を与える。
・葉が黄ばんでくるのは肥料不足ではなく、温度不足か日照不足です。黄ばんだ
葉は引き抜き、温度と日照に気をつけます。
・花がつきすぎると株がスタミナ切れを起こし、弱ります。咲き終わった花は早
めに抜き、多すぎるときは新しい花も抜いて、切り花として楽しんでください
。(花茎の下のほうをしっかりとつまんで、ひねりながら上にひっぱると抜け
ます。)
○5〜6月頃まで次々と花を咲かせます。夏涼しいところで枯らさないですごせたら、
9月頃に新しい土に植え替え肥料を与えると1月頃から花が咲き始めます。
花言葉・・・白:思いやり、赤:はにかみ |