◆菊
18億本。キクの1年間の出荷量で切り花でダントツ1位です。第2位のカーネーショ
ンの約3倍、切り花総生産額の約1/3をしめます。
キク科を代表するキク属の多年草で開花期は10月から11月ごろですが、短日性植物
(日照時間が短くなると花芽をつける植物で、他にポインセチア、シャコバサボテン
など)の特色を生かして、電照栽培とシェード栽培によって、年間を通じて生産され
ます。
中国原産で、日本には奈良時代に渡来し、江戸中期に好まれて育てられ、多くの品
種が生まれましたが、一輪を大きく咲かせるものが多く、中には花径が20cmをこえる
ものもあります。
欧米で改良されたものは1本に5輪以上の花をつけるスプレータイプ(房咲き)に仕立
てられ、花形が多様で、一重、八重、筒、糸ポンポン咲きなどがあり、現在日本で出
廻っているものは100種類をこえるかと思われます。
花色も多く、白、黄色、赤、ピンク、オレンジ、茶、グリーンなど紫系以外はどん
な色でもあり、混じり合った色合いのものも多く見受けられます。
キク科の植物は、非常に多く一大ファミリーを形成しています。これもキク科の仲
間かと思われるものも多く、いくつか代表的なものをあげてみましょう。
アゲラタム、アザミ、クジャク草、フジバカマ、ルリタマアザミ、アスター、ベニバ
ナ、ヤグルマ草、コスモス、ヒャクニチ草、ソリダコ、ディモルフォセカ、ローダン
セ、ミヤコワスレ、ガーベラ、デージー、マーガレット、マリーゴールド、ダリア、
ヒマワリ、リアトリス
など知っている花もあると思いますが、他にもまだまだたくさんあります。
ところで、日本ではキクは仏様用というイメージが強いですが、花形や色が豊富な
ので、もっといろいろな使い方、飾り方があると思います。かわいく咲くもの、素敵
な色合いのもの、花もちも良く、特にスプレ咲きのものは20日くらい楽しめます。
花瓶に飾ったり、アレンジメントに使ったりとキクをもっともっと楽しんでかざりま
しょう。
一年中出廻っていますが、今が旬ですから種類も多く長持ちします。水切りや水折
りで良く水が揚がります。
買うときのポイントは、葉を良く見てください。下のほろの葉まで、鮮やかな緑色
をしていて、花l首がしっかりしたものを選んでください。
花言葉は、他の花と同様色によって違います。
白 真実
黄色 冷遇された愛情 落胆 憂鬱
赤 私はあなたを愛します
「菊」日本が世界に誇れる花です。もっと注目してみませんか。 |