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 輸入切り花

 日本は輸出大国と言われますが、切り花に関しては輸出ゼロと言っていいと思いま
す。しかし、輸入は年々増加してきました。今後ますます増えてくると考えられます
。理由はいくつかあり、まず国内の問題点は、切り花に限らず農業そのものが、以下
の理由などで海外に太刀打ちできない点にあります。
  ☆零細農家が多い。なにしろ農地が少ない。
  ☆若者が農業離れ傾向だ。(花農家は若干だが増えつつあるようだが)
  ☆コストが高い。(特にパートさんなどへの人件費)

 切り花の品種改良や栽培技術は世界のトップレベルだと思いますが、切り花輸出国
の戦略には太刀打ちできません。ほとんどの輸出国は国が国策として取り組んでいま
す。国の補助金や低利融資によって大規模農場や大規模ハウスが作られ、これによっ
て大量生産・低価格が実現されています。また高冷地栽培によって高品質のバラやカ
ーネーションなどすばらしい花たちが、オランダ、タイ、オーストラリア、ニュージ
ーランド他、南アフリカ、中南米、中国、台湾、韓国など、世界中からいろいろな花
が輸入されています。

 特に韓国は経済状況が良かった頃、国内消費拡大を睨んで、産地と国が一体となっ
て整備を整え生産量を一気に増やしましたが、バブル崩壊によって韓国内で消費でき
なくなり、一気に日本への輸出が拡大しました。今年はオランダ、タイに次いでニュ
ージーランドを追い越し韓国が対日輸出国第3位になるのは確実と思われます。

 韓国のバラの作付面積は現在、日本より広く、昨年日本に輸出された花の多くがバ
ラでした。しかし、今後は菊やユリもかなり増えてきそうです。

 花の流通が増えると、低価格となり消費者にはうれしいことですが、生産者や流通
業者にとっては、影響が非常に大きいと思われます。とくに零細農家は転作や廃業を
せまられる可能性もあります。20世紀末から21世紀初頭は花業界にとって重要な転換
期だと言えるでしょう。

 花の魅力は何でしょうか。

        ☆いろいろな色の花があり、自然界の配色のすばらしさを感じる。
                ☆姿に変化や風情がありそこが好きだ。
           ☆日々の成長や変化を見るのが楽しい。
                    ☆花の香にうっとりしてしまう。

 花文化を育んでいくのはあなたです。少しでも、ちょっとでもいいから花を育て、
花を飾り、花を楽しんでください。

インターネット花市場の運営業務は、(株)風花が行っております。
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